各種学校とは

 学校教育に類する教育を行い(学校教育法第134 条)、修業期間は1年以上(但し、簡易に習得できる技術・技芸については3ヶ月以上1年未満)授業時数は年間680 時間以上の基準を満たし、監督庁より認可を受けた学校のことをいいます。

認可校とは

専修学校・各種学校は認可校の名称
 “認可校”とは、学校教育法に定められた教育を行うものとして、都道府県知事の認可を受けた学校です。専修学校は学校育法第124 条、各種学校は第134 条に定められた教育を行う“学校”なのです
 もちろん学校である以上、どの専修学校・各種学校も教育を行うにふさわしい校舎をもっています。法律によって規定された以外の施設では、認可を受けることはできません。このような法的基盤をもたない“教育産業”はどうしても営利主義に走ることが多いと言わざる得ません。

point1各学校の特徴を知ろう

認可校の特色
①専修学校・各種学校の認可を受けている学校は、法律の定めに従って組織的な教育を行い、卒業資格も公に認められる。無認可校は、任意の講座を自由に開き、生涯教育の一環を形づくっている。しかし、法律的学校教育とは見なされず、卒業資格は定められていない。
②専修学校・各種学校は公の学校なので、学生には“学割・奨学金”などの制度が適用されるが、無認可校の受講者は、その対象とならない。
③認可校は公の教育として税制上の優遇措置を受けているので運営基盤が確立しています。
わが国では、学校開設にあたって昔から“認可主義”という方法をとっています。それは学校を社会的に最も公共性の高い事業とみなし、学生に万一の不利益があってはならないという考えからです。
認可校と無認可校の情報を区別することの大切さ、これでお分かりいただけましたか。